携帯型ゲーミングPCといえば「Steam Deck」が定番ですが、
2023年以降、その牙城を揺るがす存在となっているのがASUS ROG Allyシリーズです。
特に、2024年に登場した上位モデル「ROG Ally X」は、
バッテリー性能・メモリ・冷却・インターフェースすべてにおいてパワーアップ。
「Steam Deckより高性能な選択肢が欲しい」というユーザーに注目されています。
本記事では、ASUS ROG Ally(通常モデル)とROG Ally Xの違いを中心に、
性能・価格・遊びやすさ・Steam Deckとの比較ポイントを網羅してレビューします。
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🧠 スペック比較|AllyとAlly Xの主な違い
ROG Allyシリーズは、共通してAMDのRyzen Z1 Extremeを搭載し、Windows 11で動作。
ですが、Ally Xでは以下のような進化があります。
| 項目 | ROG Ally | ROG Ally X(上位モデル) |
|---|---|---|
| バッテリー容量 | 40Wh | 80Wh(約2倍) |
| メモリ | 16GB LPDDR5 | 24GB LPDDR5X |
| ストレージ | 512GB or 1TB SSD | 1TB SSD(M.2 2280に対応) |
| ポート構成 | 独自eGPUポート+USB-C | USB4 ×2(eGPUポート撤廃) |
| 重量 | 約608g | 約678g |
特にバッテリーの持ち時間が実質2倍以上になった点が最大の進化ポイント。
通常モデルで約2時間だったAAAタイトルも、Ally Xでは4~6時間遊べるケースもあります。
🖥️ ディスプレイ性能もSteam Deck超え
ROG Allyは7インチのフルHD(1920×1080)120Hzリフレッシュレート液晶を搭載。
これはSteam Deck(1280×800 60Hz)と比べて、より滑らか&精細な表示が可能です。
- 明るさ:最大500nit(HDR対応)
- 応答速度も良好で、FPSやアクションゲームでも快適
🎮 ゲームの遊びやすさと互換性
Steam DeckはLinuxベース(SteamOS)ですが、
ROG AllyはWindows 11を搭載しているため、ほぼすべてのPCゲームがネイティブで動作します。
- Steam、Epic、Xbox Game Pass、Battle.net すべて対応
- 一部のDRMやアンチチート制限がかかるSteam Deckに比べ、互換性の自由度は高め
- 外部ディスプレイやキーボードを繋げば、ミニPCとしても使える
ただし、初期設定やOSアップデート、ドライバ管理などはSteam Deckよりやや煩雑です。
✅ メリットと注意点(Ally X基準)
✔ メリット
- 圧倒的な高性能(メモリ24GB/SSD1TB)
- Windows対応で互換性に優れる
- 明るく滑らかな120Hz液晶
- Steam Deckより静か&熱を逃がしやすい設計
- ポート構成の改善(USB4×2)
✖ デメリット
- 約7万円台~と、Steam Deckより高価
- Steam Deckに比べると「PC設定寄り」の操作が必要
- 重量がやや増加(Ally Xは約678g)
- eGPUポートがAlly Xでは廃止されている
💼 ゲームだけじゃない|ROG Allyは“高性能モバイルPC”としても優秀
ROG Allyシリーズは、ゲーミングだけにとどまらず、クリエイティブ用途や仕事のサブPCとしても活躍します。
- 動画編集ソフト(DaVinci ResolveやPremiere Pro)も軽快に動作
- Web会議やメール対応も快適。Zoom、Teams、Chromeもサクサク
- microSDや外付けモニターでストレージ・画面拡張も自在
Steam DeckはLinuxベースのSteamOSですが、ROG AllyはWindows搭載なので、
普段使いのWindowsソフトをそのまま動かせる汎用性が大きな魅力です。
✨ たとえばこんな使い方も…
筆者がイメージする理想的な使い方はこんな感じです。
「旅行先のホテルでYouTubeを観ながら、夜はベッドの上でカジュアルにAPEX」
「出先では仕事モードに切り替えて、USB-Cハブ経由で外付けモニターと接続」
「帰宅後はXBOXコントローラーをつないでAAAタイトルを腰を据えてプレイ」
こんな風に“仕事と趣味の境界を溶かす存在”としてのAlly Xは、
今のモバイルライフスタイルにフィットする頼もしいガジェットです。
🔄 Steam Deckとの選び方比較
| 比較項目 | Steam Deck OLED | ROG Ally X |
|---|---|---|
| 価格 | 約5~6万円前後(整備済み) | 約8万円以上 |
| OS | SteamOS(Linux) | Windows 11 |
| バッテリー | 最大12時間(軽負荷時) | 最大6~8時間(高負荷でも4時間前後) |
| ディスプレイ | 7.4インチ OLED/60Hz | 7インチ LCD/120Hz |
| ゲーム互換性 | Proton経由(互換性良) | ネイティブWindowsで100%対応 |
もしPC操作に慣れていて、高性能&長時間駆動を求めるならROG Ally Xが最適。
一方で、「カジュアルにPCゲームを楽しみたい」ならSteam Deckでも十分です。
📝 まとめ|ROG Ally Xは“Steam Deckのその先”を求める人へ
ASUS ROG Ally Xは、Steam Deckの手軽さと完成度に物足りなさを感じる人に向けた、
まさに“ワンランク上の携帯ゲーミングPC”です。
- 長時間のプレイができて
- AAAゲームも滑らかに動いて
- 拡張性もある
そんな本気のモバイルゲーミング体験を求めるあなたに、ROG Ally Xは間違いなく候補に入るでしょう。





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